山北徳洲会病院のご紹介です。
いつも東北ナースを閲覧いただきありがとうございます。
山北徳洲会病院より、病院についてご紹介させていただきます。
一般病棟
山北徳洲会病院は一般病床60床の1病棟のみです。
全ての科が入院する混合病棟となっています。過疎地域であり、高齢者の一人暮らし世帯も多いため自宅退院が難しく長期入院となる傾向があります。
入院患者様の平均年齢は85歳くらい、最高年齢は100歳を超えます。
疾患は肺炎、心不全、脳血管障害、手術適応外の骨折などターミナルケアの入院も少なくありません。
外来
当院の常勤医師で対応出来る科は、内科・外科となります。
常勤医が少ないため専門外来は全て非常勤医師による特診となっています。
研修医の協力病院に指定されているため3名の研修医も勤務しており、若い力も発揮されています。
救急外来
新潟県北部(山北地区)と山形県南部(温海地区)の受入れが主です。
月平均18件ですが、夏期は観光客が増えることもあり40件を超えた年もありました。
病院付近に新潟県の幹線道路、国道7号線が走っているため交通事故で重傷者が搬入されるケースもあります。
高度な治療が必要な方はドクターヘリで3次救急病院へ搬送します。(病院脇にヘリポート有り)
透析室
看護師・臨床工学技士で対応しています。
現在登録30名でベッド数15床、1日平均12名ほどです。
お盆やお正月には帰省の方の利用もあるため2部透析を行う日もあります。
訪問看護
専従の看護師は1名。その他外来看護師がバックアップしています。
登録者は現在16名ですが、広大な山北地域を訪問するのは時間を要します。
夏は海水浴場となる海岸部から冬は積雪2メートルを超える山間部まで広範囲となります。
ご本人、ご家族の希望に少しでも沿える事が出来るような援助を心がけています。
介護医療院
介護医療院とは「長期療養のための医療」と「日常生活上の介護」を一体的に提供する施設です。
当院は令和3年4月に開設しました。定員は60名です。
以前は医療療養型として稼働していた病床を転換した施設です。
スタッフは、入所者様の意思及び人格を尊重し常に入所者様の立場に立ったサービスの提供を心がけています。