新人看護師教育の取り組み:庄内余目病院のプリセプターシップ
庄内余目病院(山形県)では、新人看護師の成長を支えるために、効果的なプリセプターシップを導入しています。このシステムでは、新人看護師に対して、経験豊富な先輩看護師が「プリセプター」(3年目以上の看護師)としてサポートし、さらに「エルダー」(5年目以上の看護師)が追加のサポートを提供しています。
プリセプターとエルダーによるサポート体制
新人看護師の育成は、プリセプターやエルダーを中心に、病棟スタッフ全員がチームとして実施しています。現場での実践的な教育に重きを置き、看護師としてのスキルだけでなく、患者とのコミュニケーションや業務の流れも含めてサポートしています。この体制により、新人看護師がスムーズに病院の環境に適応し、安心して働ける環境が整っています。
プリセプターとしての成長とやりがい
私自身も今年からプリセプターとして、新人看護師の育成に携わるようになりました。プリセプターは、新人と年齢や立場が近く、技術面だけでなく精神的なサポートも重要な役割です。相談しやすい雰囲気を作り、仕事に対する不安や悩みを抱え込まないように日々気を配っています。
指導中には、うまく伝わらないことや指導の難しさを感じる場面もありますが、後輩が自分で処置や薬の管理をこなせるようになる姿を見るたびに、その成長をとても嬉しく感じます。看護師としての役割を果たす一方で、彼らの成長をサポートできる喜びは、何物にも代えがたいものです。
新人看護師の未来を支える
庄内余目病院では、今後もこのプリセプターシップを通じて、新人看護師が安心して成長できる環境を提供し続けます。医療現場での実践的な指導と、スタッフ全員でのチームサポートにより、質の高い看護ケアを提供し、地域医療の発展に貢献していきます。
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