新庄での出逢いと地域活動:病院で実施したクリスマスイベントの成功

出逢いに感謝した半年
この半年間、病院だけでなく、地域の皆さんとの出逢いも大きな意味を持ちました。新庄市内の音楽を楽しめる食事処では、地元の方々と自然に顔見知りになり、仲良くさせていただきました。最初は年齢も出身も異なり、共通の話題がないと思っていましたが、通い続けるうちに次第に繋がりが生まれ、地域のコミュニティにも溶け込むことができました。
地元の方々との新たな繋がり
ラーメン屋の店主のお父さんや、尾花沢でスイカを育てている方とも知り合い、病院だけでなく地域全体に温かいコミュニティが広がっていきました。皆さんは、私が新庄に来てくれたことを喜び、親切に接してくださりました。こうした地域の繋がりを深める中で、「病院で何か地域のイベントができないか?」という思いが芽生えてきました。
クリスマスイベントの開催
冬、患者さんが病院で過ごさなければならない中で、地域住民が冬の間に出不精になりがちなことを考え、私は「病院=体が悪くなった時に行く場所」ではなく、もっと開けた場所、温かい気持ちを感じられる場所にしたいと思いました。その思いから、クリスマスイベントを開催することを決意しました。
病院長をはじめ、スタッフ皆さんの賛同を得て、無事にイベントを実現できました。新庄で知り合った方々による楽器の生演奏を楽しむ患者さんや地域の方々の笑顔を見たとき、心から嬉しく感じました。
地元の協力で実現した温かい空間
患者さんにはリハビリの一環としてクリスマスの飾りを作ってもらい、地元の米や食材を扱う店の方々にはマルシェやワークショップを出店していただきました。これにより、老若男女が楽しめる空間を提供することができました。
アンケートでは「コロナ禍で人との繋がりが薄くなる中で、新庄にはこんなに素晴らしい繋がりがあったんだと、非常に温かい気持ちになりました」という感想もいただき、私も嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
人との繋がりが私の原動力
私は、看護師としても、人としても、人との繋がりを大切にしています。このイベントを企画しながら、私自身が地域の皆さんから多くのエネルギーをもらったことに気づきました。応援ナースという立場で、協力してくださった病院のスタッフには心から感謝しています。
これからのこと
もちろん、応援ナース同士で山形の観光や美味しい食べ物も楽しみましたが、半年間で得た最大の宝物は、病院や地域の方々との繋がりでした。新庄には、また帰ってきたいと思える場所ができました。
これは、温かく受け入れてくださった職員の皆さん、患者さん、地域の皆さんのおかげだと感謝しています。本当にありがとうございました。海外活動を終えたら、必ず新庄に戻ってきます!